2008年1月6日日曜日

ヤンヤン 夏の想い出


何となくタイトルが子供映画っぽいという理由で食わず嫌いにしていた。なので、当然、昨年(2007年)に監督が亡くなってその追悼特集が東京映画祭であったが未見。つまらない先入観のおかげで見ていなかったことを激しく後悔した。3時間なんて苦にならない良い作品。これだけの登場人物がいるのに、飽きさせず混乱させずに引っ張っていけている映画はそうお目にかかれない。絵も美しい。なにより、人生とか生き方を考えさせられる台詞が多く深い。何度も噛みしめる価値がある。気持ちが弱っているときに見たので、尚さらだったかも。

他の作品も掘り起こして見たい。・・・しかし邦題のセンス悪すぎ(逆ギレ)

相変わらず、イッセー尾形はイイ味出してる。