この映画、というか、このチョムスキーという人、噛み応えありすぎ。言語学の権威だとは事前に聞いていたけれど、凄い手強い。
この映画でチョムスキーは、メディアによる自己規制によってごく自然に情報の歪曲が行われている社会システムの存在、国家レベルの凶悪な具体例を、彼の調査・根拠をもってテンポ良く自信を持って私に再確認させてくれる。そして、一般の権力側でない人がやるべきこと・できることを提示してくれる。3時間という長い映画だが、それをまったく長く感じさせない。それは、いつのまにか映画を見ながら考えさせられ参加させられたからだろう。自分って、ある程度わかっているつもりだったけど、齧って自己完結しているだけじゃだめなんだ、わかっている人は行動をしなきゃ、できることからはじめなきゃ。
ということで、著作読んで、少しでも理解増やして、考えとか行動が進んだら、あらためて書き込もう。このテーマについては、簡単に書けませんわ。
映画のキャッチフレーズ
「新聞もテレビも、なぜ同じニュースばかり流すんだろう? アメリカの”良心”ノーム・チョムスキーが解き明かすメディアの仕組み」
- 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv36056/
- 1992年/カナダ/167分(第1部95分・第2部72分)
- 監督:マーク・アクバー&ピーター・ウィントニック
- 出演:ノーム・チョムスキー
- 公式サイト:http://www.cine.co.jp/media/
- 映画館:渋谷 ユーロスペース