2008年10月26日日曜日

エドワード・ヤンの恋愛時代|獨立時代|A Confucian Confusion


  • 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv16757/
  • 原題:獨立時代、 英語題:A Confucian Confusion
  • 1994年/台湾/127分
  • 監督・脚本:楊徳昌(エドワード・ヤン)
  • 出演:
  • チチ(蒞蒞):陳湘蒞(チェン・シャンチー)
  • モーリー:倪淑君(ニー・シューチン)
  • ミン(明):王維明(ワン・ウェイミン)
  • アキン(阿欽):王柏森(ワン・ポーセン)
  • フォン(小鳳):李芹(リチー・リー)

2008年10月20日月曜日

陽もまた昇る|太陽照常升起


見始めてしばらく経ったところで、気がふれた映画かと思って、やれやれと思っていたけど・・・何とも凄い芸術的な映画。ただのアートではなく見事に最後に収束させる計算もされていた。こんな映画、こんな監督とは思ってなかったので、嬉しい発見。パワーと刺激ありすぎ。最近、落ち着いたものに好みが傾いていたけれど、もっと刺激になるものも見よう。

  • 2007年/中国,香港/116分
  • 監督: 姜文(チャン・ウェン)
  • 出演:姜文、陳沖(ジョアン・チェン)、周韻(ジョウ・ユン)、房祖名、黄秋生(アンソニー・ウォン)、孔維(コン・ウエイ/孔鐿珊)
  • 撮影:李屏寶(マーク・リー・ピンビン)ほか
  • あらすじはコチラ
  • 音楽:久石譲
  • 参考:スタッフブログ
  • 原作:「天鵝絨」葉彌著
  • 公式サイト:http://thesunalsorises.emp.hk/
  • 第21回 東京国際映画祭 アジアの風 部門

buy a suit(スーツを買う)


撮影は、市川監督と助監督がHDVカメラを使ったという。キャストは監督の気心が知れた俳優素人。キャストが入った撮影は2日間。まさに市川監督のプライベートフィルム。『東京夜曲』『東京兄弟』など、東京の風景をたくさん撮ってきた人らしく、最後も東京の今を、ドキュメンタリーっぽくきれいに撮っていた。すーっと染み込んで来るような、まさに遺言のようだった。

映画館に入るときに手紙サイズのリーフレットをもらった。
自宅に遺されていたメモをそのまま使ったもの。監督から手紙のような、穏やかだがしっかりとしたメッセージだ。


ご冥福をお祈りします。

  • 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv37950/
  • 2008年/日本/47分
  • 監督、脚本:市川 準 助監督:末永智也
  • 出演:砂原由起子、鯖吉、山崎隆明 三枝桃子 松村寿美子 佐藤慎一
  • 第21回 東京国際映画祭 日本映画・ある視点 公式出品


2008年10月1日水曜日

Bass on Titles|Why Man Creaters


グラフィックデザイナーなら、誰でも知っていて欲しいソール・バス氏。すでに、数多くの日本企業のロゴのデザインで、ミノルタ、紀文、旧味の素、ミナミスポーツなどをやっていたことは知っていた。しかし、一方で映画のタイトルバックをたくさんやっていてそれが凄いらしいということは昔から聞いていたのだが、なかなか見られないままになっていた。それをまとめた作品集『Bass on Titles』とドキュメンタリー『Why Man Creaters』が一緒にDVDで出たので、さっそく購入。

たのしい!

映画本編じゃなくこれだけ観ていて、すごいたのしい。しかし、日本映画で優れたタイトルバックがなかなかないのは寂しい限り。劇場で映画を見に行っても、本編前の宣伝用予告編から、いつのまにか映画本編に入ってしまっていた、という寂しい入り方が結構あって。

あと残念なのは、ヒッチコック作品の『サイコ』『めまい』『北北西に進路をとれ』が入っていないこと。これは別で見るしかない。

  • 「ソール・バスの映画タイトル集」 1977年 32分
  • 収録作品:
    「ウエスト・サイド物語」(61)、「グラン・プリ」(66)、「黄金の腕」(55)、「セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転進」(66)、「危険な道」(65)、「おかしなおかしなおかしな世界」(63)、 「大いなる西部」(58)、「勝利者」(63)、「暗殺5時12分」(63)、「荒野を歩け」(61)
  • 「なぜ人間は創造するのか」 1968年 29分
  • 1968年度アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞