2007年10月27日土曜日

かもめ食堂


これはもう、タイトルがすごい秀逸で、まいりました。”かもめ食堂”っていうだけで、わくわくしてお店に行ってみたいって思うもの。フィンランド、、、行ってみたいかも。夏に。

  • 2005年/日本/102分
  • 監督:荻上直子
  • キャスト:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ
  • 公式サイト www.kamome-movie.com/


2007年10月24日水曜日

遠い道のり|最遙遠的距離|The Most Distance Cource


『藍色夏恋』以来のグイ・ルンメイを見に、仕事を早退して見に行った。

台湾の東側をぽてぽてと目的なくのんびりまわる旅をしたいーーそんな気にさせてくれる気持ちのよい風景と自然の音がいくつかあっただけでも大収穫だったが、随所に中途半端さキレの悪さを感じて残念。映画としてはもっと思い切った方が、よいロードムービーになっただろうに。彼女の設定も現実的に不自然さは否めない。

グイ・ルンメイは、今では人気が定着(拡大?)しているらしいが、『藍色夏恋』の彼女自身を超えるのは、たやすいことじゃないと思う。早くよい監督、よい脚本に巡り会ってほしいものだ。


  • 2007年/台湾/110分
  • 監督:林靖傑 リン・チンチェ
  • キャスト:桂錀鎂 グイ・ルンメイ、莫子儀 モー・ズーイー、賈孝國 ジア・シャオグオ
  • Website:http://www.wretch.cc/blog/Distant2007
  • 六本木ヒルズ ヴァージンシネマ 東京国際映画祭にて
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv37392/



2007年10月22日月曜日

真昼ノ星空


なんでワン・リーホンが日本映画に?・・・と思ったが、よく考えると、飛行機でも船でも、日本の本土から行くより台湾からの方が近いんですよね、沖縄は。台北旅行したとき空港の出発ボードに「那覇」があったので、ああ、そういえば近いんだと思ったっけ。台湾の人には一番近い外国なんだなと。しかし、ワン・リーホンってすごい、才能が。ピアノもバイオリンも歌も、その上、俳優まで。

あとこの映画、主要な俳優が彼と鈴木京香だけなので、じっくり散漫にならずに、かつ沖縄の空気温度みたいなものを感じながら見ることができた。最近気がついたのだが、どうも、登場人物が少ない映画の方が好きらしい。

上の記事を書いて半年後、5月のGW直後、沖縄に行った。妻は台北から国際線で。おれは羽田から国内線で。那覇の国際線空港は、地方の国内線空港並みに簡素で、微笑ましい国際空港だった。国内線ターミナルはすごい豪華なのに。台北=那覇の飛行時間は1時間半。近い近い。台湾からの旅行客はけっこう多い。沖縄の海と白い砂浜のきれいさは、台湾や香港でもよく知られているらしく、リゾートとして旅行に来る人が多い。


  • 2004年/日本/92分
  • 監督:中川陽介
  • キャスト:鈴木京香 、王力宏(ワン・リーホン) 、香椎由宇
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv35879/


2007年10月21日日曜日

アヒルと鴨のコインロッカー


ボブ・ディランファンとしては、「風に吹かれて」がテーマソングだというだけで見ない訳にいかんだろうと恵比寿へ。実際には、たいした使われ方じゃなかったので腰砕け。とはいえ、割といつも早めにオチ

が見えてしまう私が、そういう見かたをするのを忘れて、ただ話や人を追うことに専念した、ってことは、感情移入できたってことらしい。まあ、見てよかった。

個人的には、キャストの中では松田龍平がよい。彼の存在感は好き。NANAでも私の収穫は彼ぐらいだった。

同じ、ディランをテーマに使う映画は、割とよくあるが、『アイデン&ティティ』の方が、しっかり扱っていて、ファンとしては嬉し。


  • 2006年/日本/110分
  • 監督:中村義洋 原作:伊坂幸太郎
  • キャスト:濱田岳 、瑛太 、関めぐみ、松田龍平、大塚寧々