全編通して、12歳のアントワープ少年の眼から、できの悪い大人ばかりが描かれているが、時代が変わっても今の時代も同じようなものかもしれない。大人は自分が子供だった頃のことを忘れてしまうものなのか。ばかですね。しかし、大人になればなったで、その上には老頭、既得権益に死ぬまでしがみつく人たちがいるし、順繰り順繰り。・・・まいった。
20年前にオールナイト5本立てかなにかで見たことは覚えていたが、内容は全然覚えていなかった。今の方がずっとわかる。20年前に共感できる自分でありたかった。それが残念。
- 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv12862/
- 原題:Les Quatre Cents Coups
- 1959年/フランス/100分
- 監督:フランソワ・トリュフォー
- キャスト:Jean Pierre Leaud ジャン・ピエール・レオ (Antoine Doinel)、Claire Maurier クレール・モーリエ (His Mother)、Albert Remy アルベール・レミ (His Father)、Guy Decomble ギイ・ドコンブル (Petite Feuille)