2008年6月28日土曜日

華の愛|遊園驚夢


描いている世界と日常とのギャップを感じすぎてしまうので、憧れとか、嫌悪とか言う前に、どうも距離がありすぎて感受性が動かない。豪華絢爛?、退廃的? 形容できる語彙が乏しい自分を反省してしまうが、その前に、この映画や時代背景とかに好奇心含めて、どうも気持ちが動かない。全部がこの映画のせいじゃないと思うけど。

  • 原題:遊園驚夢(Peony Pavilion)
  • 2000年/中国・香港/
  • 監督:Yonfan ヨン・ファン 楊凡
  • キャスト:宮沢りえ(ジェイド)、Joey Wong 王祖賢 ジョイ・ウォン(ラン)、Daniel Wu 呉彦祖 ダニエル・ウー(シン)、Zhao Zhi Gang ジャオ・ジーカン(イー)
  • 宮沢りえ 第23回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞受賞

2008年6月11日水曜日

夢遊ハワイ|Holiday Dreaming


一番近い国の、一番違う面を嫌でも意識させられる。「徴兵」だ。この映画では、若い男子の部活の合宿的な雰囲気で描かれているので、怖くはなかったけれど。しかし日本のすぐ隣の国では、20歳前後の数年を兵隊として過ごすのが決まりになっていて、いつ攻められるかわからない、攻められたら戦うことが常識なのだということを思い知らされた。軟弱なわたしの頭は、理解できないまま思いっきり左右にぶんぶん振られた。

とはいえ、そんな状況下でも、それなりに恋をし遊び、悲しい思いをし。楽しいけれど、苦さが残る時間を過ごす。いずこの若者もそれは同じなのだな。

ロケ地は、東海岸の花蓮だそうだ。行ってみたいな。一足早くYさんが旅行で花蓮に行ったからということもある。でも、ハワイというとちょっと違う気がするし、ハワイのイメージより暗さ深さがあって個人的にはこっちが好き。
  • 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv35647/
  • 2004年/台湾/100分
  • 監督:シュー・フーチュン 徐輔軍
  • 出演:トニー・ヤン 楊祐寧、チャン・チュンニン 張鈞徐�Aホァン・ホンセン 黄鴻升

2008年6月8日日曜日

頭文字D THE MOVIE


原作読んでいなかったら、ストーリーとか登場人物の関係などが全然わからなかっただろう。バトルシーンは見応えあったけど。

  • 2005年/香港/109分
  • 監督:Andrew Lau 劉偉強 アンドリュー・ラウ
  • 原作:しげの秀一
  • 出演:Jay Chou 周杰倫 ジェイ・チョウ(藤原拓海) / 鈴木杏 スズキアン(茂木なつき) / Edison Chen 陳冠希 エディソン・チャン(高橋涼介) / Shawn Yue 余文樂 ショーン・ユー(中里毅) / Anthony Wong 黄秋生(1) アンソニー・ウォン (藤原文太)

2008年6月7日土曜日

夜の上海|The Longest Night in Shanghai


上海だったら、すぐ行けるから、ピョイって行く人も多いだろうな。悪い人が出てこない。ありそうでないファンタジーな非日常を描いて、人って捨てたもんじゃないよな、みんな良いところあるよな、きっとと感じて、ちょっと元気を出せそうな物語でした。

実際に自分で見た上海よりもかわいい街に映っているし、ヴィッキーもなかなか巡り会えないような、かわいくて魅力的な人に描かれていました。『緑茶|Green Tea』から4年経つのに、むしろ若くて勢いのある人に描かれていた。

もう、15年ほど前に和平飯店(Peace Hotel)に泊まって見た優しいJazzを思い出して懐かしくなった。

2008年6月1日日曜日

幸福な食卓


「家族はできるの大変だけど、簡単になくならない。」「気づかないところでいろいろ守られてる。」 確かになー。もっと、家族ともっと話すことや一緒に食卓を囲むこととか、一緒に旅をするとか、大切にしようと、素直に思いました。

あと、収穫は「北乃きい」。最初は存在感薄いと思っていたが、じわじわ浸透してきて、どんどん目が離せなくなる。この映画の撮影中も成長をしたのではないかな。強い個性は感じなかったけれど、逆に吸収力の強さと将来性を感じました。

そういえば、監督の小松隆志さんも、私にとって懐かしい。「いそげブライアン」でPFFに入選してたっけ。もう20年ぐらいずっと映画頑張っているんだと思うと、嬉しくなった。