2008年7月5日土曜日

竜馬の妻とその夫と愛人


ずいぶん賞を獲った映画だったようだけれど、、、感動も悲しみも起きなかった。坂本龍馬という英雄のまわりにいた一般人が、英雄がいなくなってもそれを受け入れられずに、主題のない凡庸以下の人生を歩んでいる、それを映像にしただけ? 

それにしても、他の三谷幸喜作品『みんなのいえ(監督:三谷幸喜)』も『笑の大学(監督:星護)』も面白かったのに、、、。この映画の一番の失敗は、三谷幸喜自身が監督しなかったこと。市川準監督だと『トニー滝谷』なんて最高だったのに、、、。この手のコメディ映画向きじゃないということだと思う。


  • 2002年/日本/115分
  • 監督:市川準
  • 原作・脚本:三谷幸喜
  • 出演:木梨憲武(西村松兵衛)、中井貴一(菅野覚兵衛)、鈴木京香(おりょう)、江口洋介(虎蔵)、橋爪功(勝海舟)