あたりまえに水が飲めたり、決まった時刻に電話やバスがちゃんと来たり、学校に通って勉強ができたり。世界には、まだまだ学びたくても学ぶ機会がない子供達がたくさんいる。学ぶ権利が欲しくてももらえない子がたくさんいる。一歩日本を離れると、あたりまえじゃない現状を見ると、今の日本に暮らしていること、社会を作り上げてくれた先人に感謝して、自分にできる貢献をしていかないと。あまり学ばずに社会に出て、もっと学生時代に勉強をしていればよかったと後悔しないように、機会を無駄にしないようにしないと。
この映画を見て「日本人でよかったね」と思って終わる人は多いと思うけど、そんなことじゃいかん。
- 公式サイト http://www.sekai-tsugakuro.com/
- 詳細 http://movie.walkerplus.com/mv55266/
- 2012年/フランス
- 監督:パスカル・プリッソン
- 4つのドキュメンタリー
1 : ジャクソンと妹は野生の象やキリンを避けながらサバンナを駆け抜ける。
2 : カルロスと妹は雄大なパタゴニア平原を愛馬でひた走る。
3 : ザヒラはモロッコのアトラス山脈を臨む山奥の村から寄宿学校へと通う。
4 : インドで暮らす生まれつき足が不自由なサミュエルは弟たちの引く車いすで登校。