2007年12月31日月曜日

2007年 Favorite

■はじめて物(10)

藍色夏恋 (易智言)
世界 (賈樟柯)
不都合な真実 (Davis Guggenheim デイビス・グッゲンハイム)
珈琲時光 (侯孝賢)
バベル (アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)
緑茶 (張元)
それでも生きる子供たちへ 
トニー滝谷 (市川準)
長江哀歌 (賈樟柯)
ションヤンの酒家 (霍建起)


■リバイバル物(7)

青いパパイヤの香り (トラン・アン・ユン)
東京物語 (小津安二郎)
パリ、テキサス (Wim Wenders ヴィム・ヴェンダース)
悲情城市 (侯孝賢)
大人は判ってくれない (François Truffaut フランソワ・トリュフォー)
七人の侍 (黒澤明)
ピンポン (曽利文彦)

2007年12月30日日曜日

ピンポン


これは、もう前から大好き。久しぶりに見てもやっぱり好き。評価って変わるものだけど、これは変わらないから、ずっと好きだろう。

楽しんでできることとか、努力を努力と思わずにやれることが何よりの才能だって感じさせてくれる。これ見ると元気出る。


  • 2002年/日本/114分
  • 監督:曽利文彦
  • 原作:松本大洋、脚色:宮藤官九郎、歌:SUPERCAR
  • キャスト:窪塚洋介(星野裕(ペコ))、ARATA(月本誠(スマイル))、Sam Lee 李燦森 サム・リー (孔文革(チャイナ))、中村獅童(風間竜一(ドラゴン))、大倉孝二(佐久間学(アクマ))、竹中直人(小泉丈(バタフライジョー))、夏木マリ(田村(オババ))
  • 公式サイト http://www.pingpong-movie.com/
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv32428/


2007年12月15日土曜日

TAKI183

  • 2006年/日本/85分
  • 監督:小林正樹
  • キャスト:塚本高史、忍成修吾、加藤ローサ、窪塚俊介、村田充


いちばんきれいな水


  • 2006年/日本/90分
  • 監督:ウスイヒロシ
  • キャスト:加藤ローサ、菅野莉央、カヒミ・カリィ、南果歩
  • OFFICIAL WEBSITE http://www.cplaza.ne.jp/kireina-mizu/


シムソンズ

  • 2006年/日本/113分
  • 監督:佐藤祐市
  • キャスト:加藤ローサ(伊藤和子)、藤井美菜(尾中美希)、高橋真唯(小野菜摘)、星井七瀬(林田史江)、大泉洋(大宮平太)
  • 主題歌:JUDY AND MARY
  • 加藤ローサ OFFICIAL WEBSITE http://www.ken-on.co.jp/rosa/


2007年12月1日土曜日

暗くなるまで待って


見ようと思ったきっかけは、先週、「暗いところで待ち合わせ」を見たので、同じ設定の昔の名作もこの際ちゃんと見ておこうと思ったこと。

どちらも、主演が盲目の女性(ヘップバーンVS田中麗奈)、犯罪者が家に入り込み事件に巻き込まれ、だんだん主人公が事件を理解していって、最後で解決するって流れも同じですな。1本だけ見るより、比較でも面白かった。

  • 1967/アメリカ/108分
  • 監督:Terence Young テレンス・ヤング
  • キャスト:Audrey Hepburn オードリー・ヘップバーン (Suzy Hendrix)、Efrem Zimbalist Jr. エフレム・ジンバリスト・ジュニア (Sun Hendrx)、Alan Arkin アラン・アーキン (Lort)
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv2636/


2007年11月30日金曜日

ションヤンの酒家(みせ)


舞台は重慶市旧市街の吉慶街。そこで名物の鴨の首とうまい酒で居酒屋(屋台)を営む女主人。それを演じるタオ・ホンがかっこいい。彼女の台詞も演技も立ち居振る舞いも、全ての完成度が高くて、彼女を見るだけでも価値あった。もともとの地?

日本だったら、同レベルの演技ができるのは鈴木京香ぐらいか。夜の屋台街や暗い病院などの光・灯の使い方の演出も好み。

  • 2002年/中国/106分
  • 監督:霍建起(フォ・ジェンチィ)
  • 原作:池莉(チ・リ)
  • キャスト:陶紅(タオ・ホン)、陶澤如(タオ・ザール)
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv33771/


2007年11月25日日曜日

暗いところで待ち合わせ


(私の見た) 田中麗奈史上、一番の演技。まちがいなく代表作。

田中麗奈が演じるのは、大学在学中に失明後、家に閉じこもりがちになり、家族にも死なれ、ひとりで静かにすごしている女性。

チェン・ボーリンは、いじめにあって疎外感を感じている中国日本のハーフという役。片言の日本語を話しているところは違和感があるが、目力と存在感ある動きはさすが。中途半端な若手俳優を起用していたら、この映画の世界がぶち壊しになっただろうから、よしとする。

2時間を超える映画で、静かな映画にも関わらず、意外性のある展開と演出で、ぐいぐい引き込んで行く力があって、好感が持てた。

設定がほぼ一緒のオードリー・ヘップバーン主演の「暗くなるまで待って」を見直そう。

  • 2006年/日本/129分
  • 監督:天願大介、原作:乙一
  • スタッフ:Rena Tanaka 田中麗奈(Michiru Honma)、Wilson Chen チェン・ボーリン (Akihiro Oishi)、Koichi Sato 佐藤浩市(Toshio Matsunaga)、Haruka Igawa 井川遥(Harumi Mishima)、Mao Miyaji 宮地真緒(Kazue Futaba)、Ittoku Kishibe 岸部一徳(Michiru's father)
  • 田中麗奈オフィシャルサイト http://www.tanakarena.co.jp/
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv35980/


2007年11月24日土曜日

愛,断了線|スカイ・オブ・ラブ


不思議な無線機を通して、現代と20年前の時代の間で話をしてこころを通わせるふたりの物語。ふたりには超えられない運命があって、それを静かに受け入れるところがとにかく切ない。とても似た設定の「イルマーレ」という映画があって、それは2年を超えて2人は手紙を交換し恋をして、運命も変えようとする。運命を変えるのは欧米的、運命を受け入れる方がアジア的に感じる。私には、似た設定でもこっちのほうが好きかな。

そういえば、2008年には日本で、今度は携帯電話が明治時代にタイムスリップして通話して恋をさせる映画ができるようだ。3度目のどじょうを狙うのは、さすがにきついな。


  • 2003年/香港/91分 ※韓国映画『リメンバー・ミー』の香港リメイク
  • 監督:滕華濤 タン・ファータオ Teng Hua-Tao
  • キャスト:朱孝天 ケン チュウ(Ken Chu)(F4)、梁詠 ジジ リョン(Gigi Leung)


2007年11月17日土曜日

無用|Useless / Wuyong


3部構成の中国のファッションに関わる人たちのドキュメンタリー。

  • 1部:大量生産を営む臨海部の民衆
    広東省にある服の工場。裁断、ミシン、チェック、、、など工場のラインを横移動で撮影して行くシーンは最初から、立ってご飯を食べる姿など、いかにも中国に持っているイメージ通りの大量生産「ライン」を強く意識させられる
  • 2部:大量生産否定のアーティスト
    大量生産に疑問を感じて手作りブランドをテーマにしているマー・クーという新進のファッションデザイナー
  • 3部:大量生産否定じゃなく折り合いを付けて生きている内陸部の民衆。
    中国内陸。監督の故郷山西省の湾岸生産の大量生産品にふつうの仕立て屋を廃業に追い込まれて細々と営むリフォーム店や、炭坑労働者などの民衆が描かれる。

民衆が(都会も内陸も)、たくましく生き生き描かれていると感じ、なんだか日本の昭和を見ているみたいで、これはこれで良いではないかと思えた。アーティストはオリジナリティを感じられなくて魅力なし。結局よかったのは、中国民衆のエネルギーの方。

上映後の監督インタビューで、彼には「ドキュメンタリー的に撮る監督映画」という評があるそうだが、これはその逆で、ドキュメンタリーっぽくないドキュメンタリー映画だったので、そこも技術的なところで興味深かった。

こういう地味な主題の映画なのに、東京国際フォーラムホールC(1502席)がほぼ埋まっていた。プレス含みとはいえ、注目度はたいしたものだと思うが、これも東京だからだな。

  • 中国/2007/84分
  • 監督:賈樟柯 ジャ・ジャンクー
  • プロデューサー:趙濤 チャオ・タオ
  • ヴェネチア国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞

2007年11月3日土曜日

めがね


ゆったりと、ストレスフリーの、アクアセラピーを受けたような気分でした。


  • 2007年/日本/109分
  • 監督・脚本:荻上直子
  • キャスト:小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ


2007年10月27日土曜日

かもめ食堂


これはもう、タイトルがすごい秀逸で、まいりました。”かもめ食堂”っていうだけで、わくわくしてお店に行ってみたいって思うもの。フィンランド、、、行ってみたいかも。夏に。

  • 2005年/日本/102分
  • 監督:荻上直子
  • キャスト:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ
  • 公式サイト www.kamome-movie.com/


2007年10月24日水曜日

遠い道のり|最遙遠的距離|The Most Distance Cource


『藍色夏恋』以来のグイ・ルンメイを見に、仕事を早退して見に行った。

台湾の東側をぽてぽてと目的なくのんびりまわる旅をしたいーーそんな気にさせてくれる気持ちのよい風景と自然の音がいくつかあっただけでも大収穫だったが、随所に中途半端さキレの悪さを感じて残念。映画としてはもっと思い切った方が、よいロードムービーになっただろうに。彼女の設定も現実的に不自然さは否めない。

グイ・ルンメイは、今では人気が定着(拡大?)しているらしいが、『藍色夏恋』の彼女自身を超えるのは、たやすいことじゃないと思う。早くよい監督、よい脚本に巡り会ってほしいものだ。


  • 2007年/台湾/110分
  • 監督:林靖傑 リン・チンチェ
  • キャスト:桂錀鎂 グイ・ルンメイ、莫子儀 モー・ズーイー、賈孝國 ジア・シャオグオ
  • Website:http://www.wretch.cc/blog/Distant2007
  • 六本木ヒルズ ヴァージンシネマ 東京国際映画祭にて
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv37392/



2007年10月22日月曜日

真昼ノ星空


なんでワン・リーホンが日本映画に?・・・と思ったが、よく考えると、飛行機でも船でも、日本の本土から行くより台湾からの方が近いんですよね、沖縄は。台北旅行したとき空港の出発ボードに「那覇」があったので、ああ、そういえば近いんだと思ったっけ。台湾の人には一番近い外国なんだなと。しかし、ワン・リーホンってすごい、才能が。ピアノもバイオリンも歌も、その上、俳優まで。

あとこの映画、主要な俳優が彼と鈴木京香だけなので、じっくり散漫にならずに、かつ沖縄の空気温度みたいなものを感じながら見ることができた。最近気がついたのだが、どうも、登場人物が少ない映画の方が好きらしい。

上の記事を書いて半年後、5月のGW直後、沖縄に行った。妻は台北から国際線で。おれは羽田から国内線で。那覇の国際線空港は、地方の国内線空港並みに簡素で、微笑ましい国際空港だった。国内線ターミナルはすごい豪華なのに。台北=那覇の飛行時間は1時間半。近い近い。台湾からの旅行客はけっこう多い。沖縄の海と白い砂浜のきれいさは、台湾や香港でもよく知られているらしく、リゾートとして旅行に来る人が多い。


  • 2004年/日本/92分
  • 監督:中川陽介
  • キャスト:鈴木京香 、王力宏(ワン・リーホン) 、香椎由宇
  • 作品情報 http://movie.walkerplus.com/mv35879/